2016年11月アーカイブ

生活習慣病の薬は延命ではない

生活習慣病を患うと高血圧や高脂血症、高血糖などの血液に関する症状が、
顕著にみられるようになります。
それらの症状は薬を服用することで数値が落ち着いたり、改善したように見えます。
しかし薬を飲むのを辞めると、異常な数値に戻ってしまいます。

多くの患者さんが誤解しているのですが、生活習慣病の薬は一生飲まなければいけない。
飲むのを辞めたら症状が悪化してしまうと考えています。
しかしそれは正しい知識ではありません、生活習慣病の薬は治療薬ではありませんし
延命ができるわけでもありません。

根本的な問題は何も解決せずに数値だけをコントロールするのが生活習慣病の薬です。
数値をコントロールするのは、異常な数値だと生活に支障が出たり状態がより悪化して
命にかかわってしまうからです。
あくまでも悪くなった数値だけを正常に近づけるための薬でしかありません。

根本的に生活習慣病を治して行こうと思ったら、原因となっている生活習慣を
改善するしか方法はありません。
主に食事内容の見直しが重要になるとともに、運動や就寝時間なども不足していないか
改善していく必要があります。

そうすることで薬の量は徐々に減らすことが出来るようになります。
一生飲み続けなければいけないと思っているのは、根本的な治療を行わないからです。
薬を飲めば普通に生活できるし、ということで何も対策を打たない人がいますが
体の中では徐々に臓器や血管などが蝕まれていることを知っておきましょう。
確実に寿命は縮まって行きます。